ノベルアプリ「かはづ拾遺集弐 第92回古池高校文化祭」をリリースしました
このたび、「かはづ拾遺集弐 第92回古池高校文化祭」というノベルアプリをリリースしました!
Windows上で動作し、こちらからダウンロードできます。
「ノベルアプリ」は、BGMと挿絵のついた小説集です。
ゲームではありませんが、「シェアード・ワールド」をした小説を、リッチな形で読むことができます。
「シェアード・ワールド」とは
Wikipediaやピクシブ百科事典に詳細が記載されていますが、小説や漫画などで複数人の著者が一つの世界観・世界設定で作品を作り上げることです。
「かはづ拾遺集弐 第92回古池高校文化祭」では、複数人のライターが「とある高校の文化祭で起こった出来事」を舞台として小説を書きました。
このようにして、各ライターごとに登場人物の学年が異なっています。
@a_tubaki……1年生の生徒が主役
@tunacook……2年生の生徒が主役
@lyrica09……3年生の生徒が主役
たった一年ずつの違いではあれど、高校生の一年は長く、考えることもそれぞれ違うもの。各学年の登場人物たちはどのような思いを秘めているのでしょうか?
それぞれの小説について紹介とあらすじ
@a_tubaki著「背中合わせのディスタンス」
イラスト:@mishima_
友達というには濃く、恋人というには足りない関係の荒木真二(あらき しんじ)と雛形凉子(ひながた りょうこ)。
微妙な関係を保っていた二人だが、文化祭の日に変化が訪れる。
@tunacook著「君は優しきクラスの女王」
イラスト:@shishou444
文化祭で行うライブに向けて、小鳥遊健斗(たかなし けんと)は高揚していた。
クラス内ヒエラルキーの最上位に立つ堂林あかねは、彼をクラスで行うパフォーマンスに引き込もうとするが、健斗はまったくその気がない様子。
しかしライブ直前になってハプニングが起こる。
@lyrica09著「オレンジ・サッカーボール」
イラスト:@le_c0
その女子サッカーの試合は、泉和(いずみ のどか)の高校生活最後の試合だった。 敗退という形で引退せざるを得なくなった彼女は虚無感に苛まれる日々を送っていたが、担任である海先生からある提案を持ちかけられる。
iOS版近日配信予定!
今はWindowsのみでの配信ですが、iOSで動くよう準備中です。
スタッフ
小説執筆
イラスト
音楽
スクリプト
デジゲー博にKawazで開発中の3作品を出展します!
11月16日に秋葉原UDX2階 アキバ・スクエアで開催される同人&インディーゲームオンリーイベント、デジゲー博2014にて「Kawaz」として「E-12ab」のブースで三つのゲームを展示を行います。
デジゲー博2014
みるみら
現在PlayStation Mobileにて絶賛配信中の「みるみら」、今回デジゲー博でもプレイして頂けます!
詳しくは前回の記事をご参照ください。
PlayStationMobile向けゲーム「みるみら」をリリースしました。 - Kawaz広報ブログ
透明探偵
現在製作中のADVゲーム2015年春頃にリリース予定の「透明探偵」、デジゲー博にて初公開です!
呪いによって透明になってしまった探偵が、助手の力を借りながら様々な事件を解決していきます。 プレイヤーは探偵の立場になり、透明な立場から事件を見渡し、コメント入力や調査の支持を行い助手に事件を解決させていきます。
今回は一話のダイジェスト版の公開です。 冒頭部分のみではありますが、少しだけプレイして頂くことも可能です。
プラットフォームは現在はWindows向けに製作中です。
詳しくはこちらをご覧ください。
再生のカーネル(仮)
こちら再生のカーネル(仮)も現在製作中のゲームです。
自作OSを作ることが趣味の引きこもり大学生の元に、ある日突然CD-ROM入った一通の封筒が送られてきた。 それをインストールしてみると、画面の中に女の子が現れて…?
Androidスマートフォン・タブレットというプラットホームを活かした「触って」「読む」新感覚のノベルゲームです。 今回の展示で実際にAndroid端末で触って頂くことも可能です。
2015年春ごろをリリース予定として開発しています。
こちらも、デジゲー博にて初公開です!
デジゲー博2014「E-12ab」ブース
11月16日に「秋葉原UDX2階 イベントスペースAKIBA_SQUARE」にてデジゲー博2014開催しております。
デジゲー博お立ち寄りの際には是非「Kawaz E-12ab」にもいらしてください。
一般参加の場合、入場券代わりに一人1部のカタログの購入が必要です。
当日購入も可能ですが、事前購入も可能なので詳しくはデジゲー博公式ページをご覧ください。
白黒りりー @indigoo_blue
PlayStationMobile向けゲーム「みるみら」をリリースしました。
Kawazメンバーからも所属している「Team MiruMirror」が、PlayStation Mobileというプラットフォームにて、
PSVita、PSVitaTV向け2Dアクションパズル「みるみら」というゲームをリリースしました。
公式サイト :http://tetu-fs.sakura.ne.jp/mirumirror
ダウンロード:
※ダウンロードはPSVita等でアクセスするとそのままDLできるようです。
エリア2までは無料、以降は製品版(566円)という形になっています。
遊んでみて面白そうだったらご購入いただけると嬉しいです。
どんなゲームなの?
移動とジャンプ、そして反射魔法」を駆使してゴールを目指すというシンプルな内容です。
向こう岸にあるドアに入ればゴールですがこの穴はジャンプでは届きません。
そこで「反射魔法」の出番です。
横に立って、反射したいものの方を向き「反射魔法」を使うと
銀色のブロックだけが自分を中心に反対側に移動し、ゴールできるようになります。
丁寧なHowtoも用意してありますので、わからない所があれば読んでみていただければと思います。
有料のエリア3以降は?
序盤は簡単ですが、ゲームが進むとギミックも増え、パズルもアクションも難しくなり、
パズルが得意な方にも歯ごたえのある内容になっていると思います。
エリア5をクリアするとエンディングです。
各エリア10ステージなので、なんと50ステージのボリューム。
終盤はかなり難しくなっているので、ぜひクリアを目指してみて下さい。
さらにやりこみ要素として、ステージ中で穴に落ちたりトゲに当たったりしないでクリアすると
ステージセレクトやエリアセレクトに☆マークが付きます。
やりこみが好きな方はぜひ集めてみてください。
いかがだったでしょうか。
エリア2までは無料で遊べるので、PSVitaまたはPSVitaTVをお持ちの方は
ぜひダウンロードして遊んでみてください。
開発 :Team MiruMirror
公式サイト :http://tetu-fs.sakura.ne.jp/mirumirror
ダウンロード:
ユニティちゃんゲームジャムに参加しました
北海道情報専門学校にて6/14、15に開催されたユニティちゃんゲームジャムに参加しました。
ユニティちゃんゲームジャムとは
Game Jam 2014 | UNITY-CHAN! OFFICIAL WEBSITE
「2014年春に正式リリースされたユニティ・テクノロジーズ・ジャパンのマスコットキャラクターであり3DCGモデルでもある「ユニティちゃん」を使った30時間Game Jamです。」(上記サイトより)
その場で組まれたチームで、30時間以内にユニティちゃんの登場するゲームを制作します。
今回は、札幌以外にも、東京・滋賀・愛知・大阪・沖縄・福島でも開催されました。
制作
1日目
本稿筆者は都合により途中参加となりました。会場は、すでに参加者が4つのグループに分かれて、各グループでゲームの概要が決定し、制作に取りかかっている状態でした。参加者は、プログラマーの方をはじめとして、情報専門学校の生徒の方もいらっしゃいました。
筆者のグループでは、Unity 4を使用して、クイズゲームを作りました。メンバーは全員Unity初心者でした。筆者はUI・サウンド担当となりました。
Unityでは、アセット(素材)を利用して、開発にかかる時間を短縮することができます。これを利用しつつ、またインターネットで情報を得て、さらにチームメンバーと協力して、1日目の終わり頃には、UIの原型がほぼ完成しました。
自分が考えていたより早くできたような気がしましたが、この時点で15時間(半分)経過しているため気が抜けません。この後クイズやアニメーションのシステムが完成したら、それらを乗せる作業があるからです。ヒマになりかけたら、何かできることはないかと自分で考えて行動することが求められます。
2日目
2時ごろから仮眠をとり、4時頃に再開して6時頃に音楽の制作・素材集めが終わったところで、アニメーションのシステムの原型が完成しました。ところが、自分たちの作ったUI系統に乗せようとしたとたん...
見事にエラー。せっかく頑張って作ってきただけあって、精神的ダメージが大きいです。しかもこのエラー、なかなか直りません。何がおかしいのかと色々と見直してみたところ、何と、筆者(だけ)が他のメンバーと違う言語でプログラムを書いていたのが原因でした。なんとか自分の書いたプログラムを翻訳して、切り抜けます。
その後、タイトル画面の制作・結果表示などを制作したところでクイズのシステムも完成しました。この時も、うまく動作しないことが多く大変でしたが、ようやく1つのゲームとしての形が見えてきました。
しかしこの時点でもう残り時間はわずか(約3時間)となっていました。そしてこういうときに限っていろいろなバグが見つかるものです。焦らずに1つ1つバグをつぶしていき、なんとかプレー可能になった時点で時間になりました。
完成品
そうして完成したゲームがこちら
Unity-chan's Extreme Quiz Rush
Screenshots
操作はすべてマウスで行います。雑学・英単語・Unityのジャンルを選択し、クイズに連続して答えていきます。全問完走の"Normal Mode"、時間制の"Time Trial"、連続正解記録を競う"Suddendeath"の3つのモードが存在します。
問題の正解・不正解によりユニティちゃんの動きが変わります。
問題数は少ないしツッコミどころ満載...ですが、Unity初心者でもここまで作れてしまうのです。
ゲームはこちらからプレーできます。
うに部屋 - UnityRoom
タイトル画面で使用している曲はこちらで公開されています。
今回のGame Jamを通して
筆者はUnity初心者で、しかもGame Jamへの参加もはじめてでしたが、それでもゲームを1本作ることができました。さらに、開発時間が限られていることで、より効率良く動く(開発の面でも、協力すると言う面でも)にはどうすればよいかを考えるようになりました。これからゲームを作っていく上で、非常に重要な経験をしたと思います。
ちなみに、札幌会場ではOculus Riftなどの最近登場したデバイスを活用したゲームも見られました。Game Jamは、そういった新しいデバイスの使い方の例をみるよい機会だと言えます。
公式ブログで紹介
今回のGame Jamで制作したUnity-chan's Extreme Quiz Rushは、公式ブログ「Unitychan!-BLOG!」で紹介されています。札幌会場で作られた他のゲームや、別会場で制作されたゲームも紹介されています。
Written by Collapsed Plug, @collapsedplug
「ゲームコミュニティサミット2014」で「*いどのなかにいる*」というセッションをします
来る7/5、東京一橋の国立情報学研究所にて開催される「ゲームコミュニティサミット2014」において、Kawazについてのセッションを行います。
ゲームコミュニティサミットって?
ゲームコミュニティサミット(GCS)は、首都圏を中心に、日本中のゲーム系のコミュニティが集まって開かれる勉強会です。
2012年から開催されており今年は3回目。
例年は首都圏のコミュニティが中心でしたが、今年からは全国津々浦々のコミュニティが集まります。
その一環として、札幌から我々ゲーム製作者コミュニティKawazが参戦します!
セッション内容
公式サイトより引用
【講演】 *いどのなかにいる*
スキルを問わず、ジャンルを問わず、熱意を持ったクリエイターが集まり、多様な作品を生み出し続ける札幌の「ゲーム製作者コミュニティ」Kawaz。他に類を見ないコミュニティがなぜ形作られたのか?どのような開発フローが成り立っているのか?謎に包まれていたKawazがついに井戸の中から大海へと飛び 出します。
Kawazとはどのようなコミュニティなのか、どのようなインディー精神を持っているのかをKawaz歴代代表3名が皆様に余すことなくお伝えします!
Kawazからは@AttaQjp, @geekdrums, @giginetの3人が発表いたします。当日会場にいらっしゃる方は是非ともよろしくお願いします。
展示ブース『Space to go』
また、展示ブースにて、先日オンラインゲームジャム『LudumDare #29』でオーディオ部門世界1位を獲得したKawaz製の音楽的冒険譚、『Space to go』を展示いたします。
ご来場の方はぜひ遊んでいってください
LudumDare #29にて、個人戦&チーム戦Audio部門の世界1位を獲得しました - Kawaz広報ブログ
見学希望の方は
GCSの参加にはチケットが必要です。下記ページを参考にご購入ください。
また、後日、講演資料をこちらで公開したいと思います。
LudumDare #29にて、個人戦&チーム戦Audio部門の世界1位を獲得しました
2014年の4月に行われた、オンラインゲームジャムLudumDare #29にて、Kawazから個人戦に2人、チーム戦に2チームが参加し、そのうちAudioの部門では個人戦(Compo)とチーム戦(Jam)どちらからも世界1位が選出されました!
LudumDareとは?
毎年4,8,12月に行われているオンラインでの世界規模のゲームジャムで、2002年より始まり今回で29回目でした。
開催後に相互にゲームを遊んでレーティングする期間があり、多くのコメントがついたり順位がついたりするのが特徴です。
今回、Compo(個人戦)は1500人程度、Jam(チーム戦)は1000チーム程度が参加していました。
さらに詳しくは、こちらのスライド LudumDareとは
または、こちらのブログ記事 Kawaz - 俺より強いゲームジャマーのためのLudumDareとは
をご覧ください。
ふめくり(仮) | Ludum Dare 29
シンプルなシステムにユニークな見た目、そしてポップでいい感じの曲が魅力です。
左右キーで移動、スペースキーでジャンプします。
プログラム: C000
グラフィック: Hiromu Sugawara
作曲: YUKI watanabe , negiyan
Audioの他にも、MoodやFunカテゴリで上位に入っています。
Space to go | Ludum Dare 29
音楽的冒険譚。
プログラム、ゲームデザイン、作曲、テキスト: geekdrums
このゲームに関するブログ記事
”Space to go”がLudumDare#29のAudio部門で世界1位になりました
InteractiveMusicLaboratory: Space to go
Audioの他にも、Mood、Innovation、そしてOverall(総合)でも上位に入っています。
【お知らせ】来週7/5(土)に東京の国立情報学研究所で行われるGameCommunitySummit2014内の企画展示にて、Space to goが展示されます。
企画展示 - Game Community Summit 2014
次回のLudumDare #30は8/22(金)-25th(日)に開催されます。
日本からの参加はまだまだ少ないので、是非参加してみてはいかがでしょうか?
インタラクティブミュージック勉強会を開催しました
ゲームならではのインタラクティブな音楽の使われ方を共有しようという会を開きました。
今までは主にインタラクティブミュージック研究会( http://im-laboratory.tumblr.com/ )主催で東京で開催されていましたが、今回札幌のKawazでも開催させていただき、2つのセッションを行いました。
Geekdrums/MusicEngineを使った超速音楽同期ゲーム制作 @geekdrums
MusicEngineはこちら→ https://github.com/geekdrums/MusicEngine
解説用のサンプルゲーム「Music Pong」はこちら→ http://unitygameuploader.jpn.org/game/1233.html
セッションの録画はこちら→ http://www.ustream.tv/recorded/49010354
使用したスライドはこちら→ http://www.slideshare.net/geekdrums/about-musicengine
理論から見るゲーム音楽の進行感(演出 : ED編) ※「風のクロノア」「ペルソナ3」のネタバレ有 @icemirook
※Ust放送はありませんでした。
音楽理論のさわりの部分を基礎から説明してもらった後、それがゲームのエンディング曲でしっかりと「終止感」を伝えるためにどのように生かされているか、という非常に具体的な解説を聞くことが出来ました。
後半部分は時間が足りなかったので、次回にも期待したいです!