Kawaz広報ブログ

札幌ゲーム制作者コミュニティKawaz(http://www.kawaz.org)の広報ブログです

コンピレーション・アルバム「ぼくらの曲がFRANC FR●NCで流れるはずがない。」をM3にて頒布します

f:id:kawazblog:20140425152217j:plain

Kawazメンバーが中心となって制作したコンピレーション・アルバム「ぼくらの曲がFRANC FR●NCで流れるはずがない。」が完成しました。

4月27日(日)に行われる音系オンリー同人即売会M3」の第一展示場N-20aにて出展します。

ぼくらの曲がFrancfr●ncで流れるはずがない。@M3-2014 Spring N-20a on Strikingly

どんなアルバムなの?

House、Jazz、Electro、Pop、Vocalなど様々なジャンルが複合しています。 コンセプトとしては「オシャレな雑貨屋さんなどで流れていそうな曲」をイメージして曲を作りました。 例えば某雑貨屋さんの「Franc fr●nc」などですね。

確かに「Franc fr●nc」とかブティックで流れてそう!

どんな曲が収録されてるの?

6名の作曲者とボーカルで個性豊かな楽曲を収録しております。

Tracks 1. lyrics from history  Tetu  Vo:Tetu

  1. Stardust Sky       るしゃな

  2. Shooting star   ちゃぼ Vo:たえかわアキ

  3. Rosedrop       AttaQ

  4. FRC x FRC      SHiNKA

  5. Breeze drive      かそかそ

実際にこちらで試聴する事も出来ます。

購入したい場合は?

4月27日に東京流通センターで行われる音系オンリー即売会『M3』第一展示場 N-20aにて700円で頒布しております。

オシャレな店に行く人も行かない人も、一度曲を聴いてオシャレな気分を味わってみてはいかが?

ご興味のある方は、是非展示ブースへお立ち寄りください。

f:id:kawazblog:20140425154026g:plain

ゲームクリエイター水口哲也さんのワークショップに参加してきました。

f:id:kawazblog:20140416193644j:plain

札幌ICCで3月27日、28日の二日間、ゲームクリエイター水口哲也さんのワークショップが開催されました。 水口さんにお会いできる貴重な機会、Kawazメンバー5人で参加してきました!

水口哲也さんといえば代表作として「スペースチャンネル5」「Rez」「ルミネス」「Child of Eden」などのゲームが代表作として上げられます。

Kawazメンバーはゲームをプレイして当日にのぞみました!

一日目

f:id:kawazblog:20140416195134p:plain

一日目には水口さんが考案したゲームデザイン理論から生まれたメソッド「wants思考」について説明してくださいました。

wantsってなに?人の欲求を知る発想術

人の潜在的wants、つまり、「遊びたい」「作りたい」「食べたい」などの人の本能的欲求に訴えかける考え方です。 人の根本にあるwantsをより突き詰めていくことによって、どのようなものがより人に求められているかを考えていきます。 例えばゲームの中には、さまざまなwantが存在しますね。より強くなりたいとか、何かを集めたいとか、違う自分になりたいとか、ゲームの中にはこのように様々なwantが隠されています。 wantsを突き詰めて人の潜在的な願望を知ることによって、より多くのユーザーに求められているものに気付くことが出来ます。

ワークショップで自分のwantsに触れてみた

実際に身近なwantsに触れるため、自分の思いつく限り沢山の「~したい」という願望をとにかく沢山紙に書き出してみました。 書き始めると簡単に一枚の紙が一杯になってしまい、次のページにまで及びました。

そこから更に多くの人に共通するであろう願望を選び出し、それを付箋に書き出してグループ内で意見をシェアしていきます。

f:id:kawazblog:20140416203636j:plain

私のグループは私が最年少で、他の皆さんは社会人で年齢も高い方が多く、より何かを獲得することに重きを置く私の願望に対し、人に何かを与える事などに重きを置く年長者との意見の違いなどを実感。

また男性だけで構成されたグループ、女性の多いグループ、平均年齢の低いグループなど様々なグループがありましたが、それぞれのグループに独特な雰囲気がありました。 多くの人に共通するであろうものを選び取っている筈が、性別、年齢などによって様々な違いが見られとても興味深い。 さまざまな方の新たな価値観に触れることができとても勉強になりました。

その後、水口さんから次の日に向けて宿題が出されましたが、詳しくは二日目にて……。

一日目はワークショップの後に、懇親会が開催され水口さんやワークショップに参加されていた様々な方とお話をして親睦を深め終了。

二日目

f:id:kawazblog:20140416203809j:plain

一日目の宿題から個人面談

二日目は前日の宿題をもとに一人一人水口さんと個人面談を行い直接意見を頂きました。 前日に出された宿題は「一日目のwants思考をもとに、札幌市を盛り上げる企画書を作ってくる」というもの。

私の企画書は、札幌がもっと文化的な面で盛んになり、住んでる人々もそういったことに関心を持ってもらえるようにしたい!と考えつつもあまり具体的なことが思いつかず行き詰っていました。

f:id:kawazblog:20140328145852j:plain

水口さんとの面談を通して、より具体的にしていくためにどうすれば良いか、また具体的な意見を水口さん自身からも頂き、企画書を練り直しました。 ぼんやりとしていた企画書も、そういった意見を踏まえ最終的には「じゃあそれが実現できるアプリを作ろう!」という具体的な企画書へと進化。 面談後はグループの方々から意見を頂きながら、企画書を更に加筆、変更。 最初の願望はちゃんと残しつつ企画が完成していきました。

企画を実際にプレゼン!

それから、四人のグループのメンバーを変更しながら、それぞれ15分の間に自分の企画のプレゼンと意見交換を行いました。

f:id:kawazblog:20140328150447j:plain

その際、「プレゼンに対して否定的な意見を言わない」というルールを設けることによって聞く側はアドバイザーに徹します。 このルールによって意見の言いやすい環境が作られ、 「もっとこんな機能があったらいいんじゃない?」「こんな機能があったら嬉しい!」など意見を頂くことによって自分では思いつかないような案が自分の企画にプラスされて行き更なる思考の広がりを感じられました。

また、アドバイザーとしてプレゼンを聞く際は「否定的な意見を言わない」というのが意外と難しく上手く言葉が出ない。 しかし、馴れてくると相手の企画に肯定しながらどんどん意見を言えるようになり、自分の中に相手を受け入れる姿勢がしっかりと感じられるようになり、より親身になって意見交換を行えたような気がしました。

今回のワークショップを通して

「~したい」という願望をあらかじめはっきりさせておくことで企画により強い説得力や意味合いを作り出すことができ、またその考えを様々な人とシェアすることによってより企画を面白くしていけるような手ごたえを感じました。 ここで得た経験は、きっとこれからの企画作りやゲーム製作においてもいい影響を与えてくれるでしょう。

白黒りりー @

全方向物量STG、multiplexをリリースしました。

f:id:kawazblog:20140401233002p:plain

GeometryWarsライクの全方位物量STG、multiplexをリリースしました。
公式サイト / Trailer

Windows 7以降、OS X 10.8-、Arch Linuxでの動作を確認しています。

プレイには二本のアナログスティックがあるコントローラーが必要になります。
設定することで任意のジョイスティックでプレイできますが、Xbox360のコントローラを推奨しています。
設定方法はコンフィグについてをご確認ください。

5レベルごとに曲が変わり、そのレベルが新たに解放されます。
難易度は一切手加減していません。おそらく20レベルまでは人間に攻略可能です。

エクステンドはほぼありません。1秒でも長く生き残ってください。

また、同時にサウンドトラックも無料で公開しています

続きを読む

波を避け続けるシンプルなアクションゲーム「Wave Weaver」をリリースしました

 
迫り来る色とりどりの波をかわし続けるシンプルなアクションゲーム「Wave Weaver」がリリースされました!
 

AppStoreとGooglePlayから出ていて、
それぞれiOS(iPhone/iPad)とAndroid上で動作します。
 
 

for iOS

WaveWeaver

WaveWeaver

  • gigi-net.net
  • ゲーム
  • 無料

iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 WaveWeaver

 

for Android

Android app on Google Play

Wave Weaver - Android Apps on Google Play

 

 

自機の色をタイミングよく変えよう

f:id:kawazblog:20140316155828p:plain

 

f:id:kawazblog:20140316155852p:plain

 
画面上部から様々な色の波が押し寄せてくるので、波と同じ色を画面下にあるバー上から選んでタップしていきます。
 
バーの上にある三角形の変な生き物のようなものが自機です。通称「△(さんかく)様」
 
 
 

f:id:kawazblog:20140316155932p:plain

 

f:id:kawazblog:20140316155938p:plain

 

f:id:kawazblog:20140316155945p:plain

 
色を選ぶと「△様」が色を変え、波と同じ色なら通過・違う色だと死んでしまいます。
△様がもじゃもじゃに。
 
 
タイミング良く△様の色を変えて波と同じ色にしつつ、押し寄せてくる波をかわしながらステージをクリアしていきましょう。
 
 
 

ステージは全部で4つ+エンドレスモードも

f:id:kawazblog:20140316160035p:plain

 

f:id:kawazblog:20140316160042p:plain

 
15秒ごとにステージが一つずつすすんでいき、色の数も難易度も増していきます。
 
ゲームモードは、60秒間でどこまで行けるかという「VOYAGE」と、
時間無制限でタイムに挑戦する「ENDLESS」の二つ。
 
 
「ENDLESS」はゲーム開始当初は選ぶことができないので、まずは「VOYAGE」で60秒を目指しましょう!
 

f:id:kawazblog:20140321203133p:plain

 
60秒間かわしきった先に待っているモノとは……!?
 
 
 
 

GlobalGameJam2014で開発されました

 
このゲームは、今年1月24日~26日にかけて行われた「GlobalGameJam2014」の札幌会場で作られました。
 
 
 「48時間以内にゲームを作ろう!」GlobalGameJam2014札幌会場 - Kawaz広報ブログ http://kawazinfo.hateblo.jp/entry/2013/12/24/153220
 
ソーシャルゲームボードゲームファミコンまで!? Global Game Jam 2014参加レポート
 
あるお題に沿って、いくつものチームが48時間以内にゲームを作っていくというイベントです。
その時に出されたお題がこちら。
 

f:id:kawazblog:20140124223428j:plain

 
フランス生まれの作家であるアナイス・ニンの言葉で、「私達は物事をあるようには見ないで、私達が在るように見ている」という意味です。
 
しかし制作チームのメンバーからは
「めんどくさい! よう分からん!」
というわけでお題の中で文章ではなく、背景にある七色のドーナツ状の円をモチーフに制作を進めることに。
 
そうして完成したのが「Wave Weaver」で、イベントが終わってからもメンバーたちはひたすらブラッシュアップをしていました。
 
 
 
 
難易度は高めで歯応えのある作りになっています。
しかし失敗してもすぐにやりなおすことができるので、シンプルだけどつい時間を忘れて遊びたくなるようなゲームに仕上がっています!
 
 
iPhoneiPadAndroidスマートフォンをお持ちの方はぜひダウンロードして遊んでみてください!
 
 

for iOS

WaveWeaver

WaveWeaver

  • gigi-net.net
  • ゲーム
  • 無料

iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 WaveWeaver

 

for Android

Android app on Google Play

Wave Weaver - Android Apps on Google Play

 

「48時間以内にゲームを作ろう!」GlobalGameJam2014札幌会場

 f:id:kawazblog:20131224150931j:plain

 

GlobalGameJamとは

1月24日~26日の三日間でGlobalGameJam(GGJ)が開催されます。

GGJとは全世界で63ヶ国、321会場、1万6千人以上の開発者が参加する、ギネスブックにも認定された世界最大級のゲーム開発イベントです。

全世界で発表される共通のお題に沿って、10人弱の即席チームで48時間以内に1本のゲームを作ります。

ゲーム製作を経験したことのない方から、プロの方まで誰でも自由に参加できるイベントです!

「48時間でゲームを作るイベント」と言われると敷居の高いものだと感じるかもしれませんが、例年の参加者の中には全くゲーム製作の経験のない方もいました。

運営が事前にアンケートを行い、技量に応じてチームを編成するので当日困る心配はありません。

「何ができるか分からない」という方も企画を立てる話し合いや、ゲームを製作するうえで生じる細かい作業が様々あり、できることは沢山あります。

今回のGGJには私も参加します。プログラミングの知識などはほとんどありませんが、今からとても楽しみにしています!

 

ゲームのできる過程がギュッと凝縮された貴重な三日間、この機会にゲーム製作を始めてみるのもいいかもしれませんね。

また、プロで「どこよりも面白いゲームが作りたい!」という方も、事前アンケートにご記入くだされば、考慮したチーム編成をいたしますので十分に力を発揮することができます。

 

過去にもさまざなチームがユニークなゲームを開発してきたのでよろしければご覧ください。

http://giginet.hateblo.jp/entry/2013/01/30/233528

 

また去年の様子は北海道新聞にも掲載され、多くの方面からも注目されています。

 

北海道新聞.2013/1/30 ↓

f:id:kawazblog:20131224151206p:plain

 

 

参加について

http://kawaz.doorkeeper.jp/events/7291

上記のURLから申し込みできます。

また、当日の日程やさらに細かい詳細なども確認できますのでご覧ください。

また参加のほかにも、見学なども可能です。

参加費用は一切かかりません。

 

また遠方から参加なさる場合、学生には交通費補助が可能なのでそちらも含めてご確認ください。

 

お問い合わせ

GlobalGameJam2014札幌会場の主催は、当サークルKawazが行っております。

 なにか疑問点、確認事項があれば「参加について」のURLにて問い合わせが可能なのでお気軽にご利用ください。 

 

 

 

オリジナル対戦型カードゲーム『Arcane -Eclipse-』の頒布をしました!

去る11月2日、3日に東京ビッグサイトで行われた『DESIGN FESTA VOL38』にて、Kawazメンバーが中心になって制作した、カードゲーム、『Arcane -Eclipse-』 が頒布されました。

Project Arcane

f:id:kawazblog:20131124064129j:plain

f:id:kawazblog:20131124061323j:plain

当日のイベントの様子

どんなカード?

総勢25名のイラストレーターが、神話を初めとした様々なモチーフのイラストをカード化しました。

また、各カードには裏表に「太陽」と「月」2つのプレイヤーのモチーフが描かれており、絵柄の総数は総計72種類にも及びます。

f:id:kawazblog:20131124061629p:plain

f:id:kawazblog:20131124061631p:plain

f:id:kawazblog:20131124061636p:plain

f:id:kawazblog:20131124061638p:plain

ゲームのルールは?

『Arcane -Eclipse-』は鑑賞するだけでなく、対戦ゲームとしても完成度が高い物に仕上がっています。

対戦ゲームのルールとして『ファイナルファンタジーⅧ』のミニゲーム、『トリプルトライアード』に着想を受け、似たようなルールを採用されています。

ゲームの目的

3*3の9マスのプレイシート上に交互にカードを出していきます。カード右上に描かれている数字により、隣接したカードとバトルを行い、勝利したカードを裏返して自分の手札にすることができます。

プレイシートが埋まった時点で、過半数以上を自分の手札にしたプレイヤーの勝利。シンプルルールでサクサク遊べます。

バトルについて

基本ルールは右上に書かれている隣接した数字を比較し、数字が大きなカードが勝者となります。負けたカードは、裏返され、相手の持ち札となります。

ゲーム終了時に、カードを多く集めたプレイヤーの勝ち。

f:id:kawazblog:20131124064119j:plain

特殊ルール

数字の強弱だけではなく、同じ属性のカードを固めて数値をプラスする「ウォークライ」、連続して複数のカードをひっくり返す「アンブッシュ」など、全4つの特殊ルールの把握が勝負のカギになります。

詳しくはこの記事を参照してください。

Project Arcane - Rules

遊んでみた感想は

本稿筆者が遊んでみました。

まず第一にカードの数値合計は、だいたいどれも同じになるように調整されているので、カードが隣接し得ない、マップ端や4隅に小さな値が来るように配置していくのが基本戦略。

一見すると、9枚のカードを置いていくだけのシンプルなゲームなのですが、慣れれば慣れるほど、戦略性の奥深さに唸らされました。

特に特殊コンボの「アンブッシュ」によって一発逆転も容易で、多くのカードが毎ターン奪い合われるというダイナミックな勝負が展開されます。そのため、常に相手の次の手を考慮し続けなければなりません。

相手プレイヤーの手札は公開情報なので、上級者同士の対戦になると、相手プレイヤーの手札を見て、最善手を考える戦略が非常に重要になってきそうです。

最適なカードの置き方を考えるためにプレイヤーの実力差が現れる一方で、最初の持ち札5枚の組み合わせ、という運要素を持ち合わせており、運を実力で制御していく、ポーカーのようなテクニカルなゲームに仕上がっています。

購入したい方は?

12月30日のコミックマーケット 85』2日目、東I 36-a 「イタドリマニア」にて再度頒布されます。

1000円の基本セットの他、対戦用の2セットと特典のついたEclipseセット(2000円)が頒布されます。

ご興味のある方は是非ともお買い求めください。

Project Arcane - Members

また、Kawazメンバーによるデジタルゲーム版の開発も予定されています。お楽しみに!

アクションが音楽を生む「音楽ファンタジー」公開中です!

 f:id:kawazblog:20131119211338p:plain

 
 
音楽と操作が同期するアクションゲーム「音楽ファンタジー」が先日公開されました!
 
Windows上で動作します。 
ダウンロードはこちら(リンクを押すとダウンロードが始まります)